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中央大学社会情報学専攻上映企画チーム 『焦点』の活動報告blogです。

   
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こんにちは。
ご無沙汰しておりました。


上映会まであと3週間を切りました!!


詳細を書かせていただきます。


●16ミリフィルム上映会●
『焦点』
☆日時☆
2011年11月12日(土)
13:00 上映開始

☆会場☆
中央大学 多摩キャンパス
3号館3階 3355教室

☆入場無料☆

☆アクセス☆
◆多摩モノレール
中央大学・明星大学駅から徒歩1分
◆京王線
多摩動物公園駅から徒歩10分

☆内容☆
テーマ…就職活動と震災・復興

◇就職難今昔◇
●就職への模索
<品川訓練校を中心に、就職への模索をサポート>
●ショーウィンドーの裏側で
<流行を先取りする作業は長時間労働を余儀なくされる…>
●がんばれ!女子大生
<大卒女子という学歴が、逆に社会参加を阻む?>


◇震災と復興◇
●52年目の記憶 関東大地震
<関東大地震当時のフィルムと生き残った方々の証言>
●安心して住めるまち東京 防災都市の実現を目指して
<もしも東京で大地震が起こったら?東京の災害対策の紹介>
●暮らしと放射線
<3.11で話題に上がるようになった放射線。放射線とどう付き合っていく?>

<>内はポスター・パンフレットより引用。


主催:中央大学社会情報学専攻『焦点』
協力:都立多摩図書館


16ミリフィルムで味のある当時の映像をご覧になりませんか?
保管方法が良くても、時が経つにつれ色褪せていく16ミリフィルム。
だからこそ、時と共にあり続けてきたフィルムには価値があると思います。
デジタルにより画質がかなり良くなっている現在ですが、たまには16ミリフィルムで少し昔を覗いてみましょう!

フィルムをご覧になることによって、時代を感じるかもしれません。
技術の進歩に感動されるかもしれません。
当時のフィルム技術に感動されるかもしれません。

人によって感じ方は違うと思います。ですが、フィルムにはいろいろな感動が詰まっています。


是非、お時間のある方は足を運んでみてください!!




上映会に関してのお知らせがなかったので、間所が書かせていただきました!
【間所】
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8月3日、中嶋・藤沢・増井・溝部の四人で
多摩図書館へ行ってきました。
今回は、上映作品の候補を実際に見て、
当日何を上映するか、決定してきました。
私たちチーム・セピアの上映テーマは
ずばり、『就職』です。
まさに大学生って感じですね。
実際にフィルムを見ていて感じたことは
第一に、「意外と見やすい!!」っていうこと。
絶対ね、モノクロだと思ってたんですよ。
でもほとんどカラーでした。色あせてるものもありましたが。
文字もしっかりしてるし、
思ってたよりも見辛くありませんでした。音声も聞き取りやすいし。
正直、私たちの年代には辛いかな?と思っていたので
その点は安心しました。

それから、第二の発見は、
就職難って今に始まったことじゃないんだなぁってこと。
平成不況の今から比べると、
1960~80年代なんてバブルとか、
経済成長期真っただ中っていうイメージがあると思いますが
実はそうでも無かったり。
意外にも「就職難」を題材にしたフィルムが多かったです。
あと、女子大生の就活事情をテーマにした物もありました。
テーマ自体は若干「重苦しいかな?」と思いましたが
現代の大学生でも見てためになるフィルムを揃えました。
ぜひ、みなさんに見てほしいと思います。

あと今日の写真も更新したのでそちらもチェックしてください。



中嶋


6月4日に中央大学文学部社会情報学専攻2年45組の中嶋、藤沢、間所、小島の4人と
種村先生、そして社会情報学専攻の1年生9名で立川にある東京都立多摩図書館を訪
問した。梅雨入り前で気温が高く、暑い暑いと口にしながら私たちは図書館に集合
した。駅から少し離れ住宅街の中にある多摩図書館は、初めての人には見つけづら
いかもしれない。
都立多摩図書館は、全国初の雑誌集中サービス「東京マガジンバンク」を開設し、
一般雑誌から学術雑誌まで約1万6千誌を揃えている。また、雑誌の創刊号をそろえ
た「創刊号コレクション」は約4800誌にのぼる。
今回の訪問では、多摩図書館の地下にある閉架図書や今回上映する16ミリフィルム
の保管室の見学をさせていただいた。一般客は利用しないエレベーターを使って降
りた図書館の地下は少し涼しく、薄暗いそこには天井近くまでびっしりと書物が詰
まった多くの棚が並んでいた。その光景は私たちを圧倒させるものであった。見た
こともないほどの巨大な本を見つけたり、歴史の教科書に出てきそうな古い書物を
見つけたり、普段目にする事のできる図書館とは違った図書館の一面に「不思議の
国に迷い込んだみたいだ」と感想をもらす者もいた。地下に連なる新聞や雑誌とい
った蔵書は、私たちの生まれる以前に発行されたものもあり、少し黄ばんだ紙は時
の流れを感じさせるものであった。可動式の本棚を動かし、少女コミックのコーナ
ーでひとしきり盛り上がってしまった私たちに、丁寧に説明をしてくれたのは桑名
さん。新聞をフィルムにしたマイクロフィルムと呼ばれる貴重な現物も見ることが
できた。
そして、この図書館には約9400本もの16ミリフィルム映画も保管されており、今回
はそれらが保管されている部屋にも入らせていただくことができた。地下の長い廊
下から続く扉を開けた途端、部屋から薬品独特のにおいがしたのがわかった。フィ
ルムに含まれる酢酸が部屋から匂うらしい。先ほどの蔵書同様、中に入ると見上げ
るほど高い棚に奇麗に陳列されたフィルムの多さに驚いた。フィルムに張られたシ
ールには、ドキュメンタリーからアニメーションまで幅広いジャンルに属する題名
が書かれており、知っている地名やタイトルも多かった。興味を惹かれる文字を見
つけては「見てみたい」「どんな内容なんだろう」などと感想を言い合った。上か
ら下、そして部屋一面に所狭しに並べられたあまりに膨大な量に、きちんとフィル
ムを選ぶことができるのだろうかと不安を覚えた。しかし、まずはコンセプト・テ
ーマを固め、それに伴ってストーリーを立ててじっくりと選び、自分たちの納得の
いく上映会に仕上げたいと思った。

小島 亜耶香

映写機操作講習会(2010/05/08(日))
 
 5月8日に文学部社会情報学専攻2年45組の小林、増井、溝部の3人で映画保存協会の主催する「第9回FPS映写機操作講習会」に参加してきた。目的は映写機の構造・使い方を正しく覚えることと、映画保存協会の発行する「映写機操作講習会終了証」をもらうことである。図書館などから映写機やフィルムを借りる際に、この修了書がないと借りられない場合があるそうだ。場所は根津駅の近くにある「不忍通りふれあい館」で、講師は元日比谷図書館視聴覚担当の武田正氏さんである。
 私は極度の方向音痴なので30分前に着くくらいの気持ちで家を出たところ、本当に30分前に会場に着いてしまった。開場が15分前であるため周辺にコンビニがないかを探したが見当たらなかった。また根津はコンビニに限らず、チェーン店が全体的に少ない。
 講習は午前中がテキストを用いた講義で、午後が実技である。最初は映写機の操作方法さえ分かれば、構造に関する知識はあまり必要ないのではないかと考えていた。しかし映写機の構造を理解していれば操作中に起こる問題のほとんどは解決できるそうである。「ランプの部分が壊れているために映像が映らなかった」など映写機に関する実際の問い合わせを例に挙げながら説明してくださったので、よく理解することができた。午前中の講義では映写機の構造のほかに、16ミリフィルムの構造、定期的な手入れの重要性、映写の手順を教わった。16ミリフィルムは映像を写す部分と音声を記録する部分などに別れており、細かい傷でも映写した際に目立ってしまうらしい。また映写機にほこりがたまると映像がぶれてしまったりフィルムを傷つけてしまったりするため、こまめに清掃する必要があるそうだ。映写機が精密機械であることを実感し、同時に「機械に弱い自分でも使いこなすことができるのだろうか?」と思った。そして昼休みに入ると種村先生がいらっしゃり、私達に昼食をご馳走してくださった。
 午後の実技で使われた映写機は3つであり、それぞれ仕組みが多少異なる。参加者を3つの班に分け、それぞれの班が順番に全ての映写機を使うという形で講習が行われた。私の班には、図書館で司書をされている方と、本郷中央協会で上映会をする予定の方がいらした。私自身も「焦点」に参加していなければ映写機に触れる機会はなかっただろう。おおまかな映写機の操作手順は、まずフィルムをセットしてモーターを回し、映写機内のランプをつけてスクリーンに映写する。そしてピントと音量を調節する。この順序が頭では分かっていながらも、「順序が間違っていたらどうしよう」「フィルムを傷つけてしまったらどうしよう」という不安が頭をよぎり、初めは動作がかなりぎこちなかった。また映写機にはフィルムの掛け方で「溝かけ式」と「手がけ式」わかれ、「溝かけ式」という映写機はフィルムを掛け間違える心配がなく、比較的簡単に扱うことができる。私が最初に使ったのは「溝かけ式」であり、フィルムをかけることに苦労はしなかった。しかし2つ目に使った「手がけ式」の映写機はフィルムを映写機に掛ける場面でかなり手間取った

。「手がけ式」は「溝かけ式」に比べフィルムを掛ける部分が複雑だからである。手がけ式だと準備に時間がかかるうえに掛け間違える危険性があり、実際の上映回で使う映写機は溝かけ式であってほしいと思った。そして3つ目に使った溝かけ式の映写機は手がけ式のものを使った後だったので、容易に扱うことができた。初めは重苦しくて古めかしい鉄の塊に見えていた映写機が、馴染みの映像機器のようにさえ感じられた。
 講師の武田さんが「映写機の使い方を1日でマスターするのは無理だ」とおっしゃったように、私自身がこの1日で映写機の使い方を完全に覚えられたわけではない。ましてや上映会の行われる11月まで映写機を使わなければ、この日に覚えたことのほとんどは忘れてしまうだろうと思う。このため上映会までの期間で映写機に触れる機会を積極的に作りたい。また今回の講習で、DVDではなく映写機による映像の趣を感じた。

 溝部 祥太

   
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